9月29日の総会・研究会は無事終了いたしました。総会・研究会の概略は以下の通りです。

○総会議案 

94kenkyukai3.jpg提案議案の承認

 現事務局長の、会長就任にあたり、次期事務局長はおって理事会で決定する。
 次回の研究会は、瀬戸内沿岸で開催予定としているが、詳細は未定。今後常任理事会で詳細を決定する。
 


○広島民俗学会賞の授与

 上田さん欠席のため、片桐さんに代理受賞をお願いし、今後上田さんに賞金と共にお持ちすることとする。

 


○シンポジウム

94kenkyukai2.jpg基調講演「赤のチカラを探るカープ・モミジの広島から」では、小沢さんが以下の視点で多数映像を使用しながら話された。

  カープの赤、交通機関の赤、厳島神社の大鳥居、赤く彩色する素材、朱の女神と広島、祭り・民俗芸能のなかの赤
  色彩語、疱瘡(天然痘)除けの赤、魔除けの赤、生命力を表す赤、正義・勇気の象徴、権威・高貴、女性と赤、目立つ赤
  注意喚起、禁止・拒否、食欲増進、祝い・ハレの赤、紅と白、赤と青()
 


●水野さんの話題提供「衣生活と赤」

身につける衣類に示される赤について、守り、神聖、規律・憬れ、情熱、現代の赤について映像と共に話され、色彩感情、地理的影響などを分析される。 

  広島の赤については、被爆の記憶→鎮魂・再生へのエネルギーとなっていると、昭和50年のカープ優勝、54年の平山郁夫「広島生変図」を紹介される。
前田さんの話題提供「食生活と赤」
  食生活について、食物・食器・食空間の視点から赤について話され、生きるための食から、人間のみが文化としての行事食・儀礼食ができあがり、五感で食す重要性を強調される。
 
以上 詳細については、63号に掲載予定。